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放っておいたらダメ!性感染症を放置しておくととっても恐ろしいことが・・・

2020年02月24日

性感染症には、生殖器そのものに病気を作るもの、生殖器以外に病気を作るもの、或いはその両方に病気を作るものの3種類に分類されます。性感染症は性行為によって感染するため、コンドームを使用することで、ある程度は感染を予防できます。性感染症に限らず、感染症の予防の基本は感染経路を遮断することです。

つまり、性行為をしないことが確実な予防法ですが、撲滅は極めて難しいといわれています。やはり人間である以上、性行為を全くしないということは困難なことであるからです。ちなみに生殖器そのものに病気を起こすものとして、ヘルペス・クラミジア・淋菌・尖圭コンジローマなどがあります。全身に病気を起こすものは、HIV(ヒト免疫不全ウィルス)・B型肝炎ウィルス・C型肝炎ウィルスなどです。そして、生殖器や全身両方に病気を引き起こすものに、梅毒トレポネーマがあります。

ところで近年の性感染症の特徴として、はっきりした症状が現れない無症候性のケースが増加している点が挙げられます。そして、性交渉を持つ人ならば誰が感染しても不思議ではないくらいに病気が蔓延しています。HIV以外の性感染症は、治療法が確立されていて、適切な治療は受ければ改善するようになってきています。しかし治るからといって、性感染症をそのまま放置することはとても危険です。パートナーが感染していたり、少しでも疑わしい症状が出たりしたら放置せず治療を受けるようにします。

早期発見や早期治療が必要な理由として、治療が遅れるほど体への弊害が大きくなることが挙げられます。例えば、若い世代や一般家庭にも蔓延しつつあるクラミジアの場合、男性では尿道炎・女性ではおりものの増加などがあらわれます。しかしそのまま放置して症状が進行すると、男性は副睾丸炎や慢性前立腺炎・女性は卵管炎や腹膜炎を引き起こす恐れがあります。性感染症をそのまま放置していると、精巣や卵管の炎症などが起こることがあり、不妊症の原因となります。

さらにもっと恐ろしいのは、エイズへの危険性が高まることです。エイズとはHIVの感染によって、免疫機能が極端に低下する病気で、血液や体液を介して感染します。最近では日本での感染者も増えている恐ろしい病気です。性感染症は性器に炎症を起こし、患部の荒れや出血を招くため、エイズの危険性を高めます。エイズは怖いけど、他の性感染症ならば大丈夫と考える人が少なくありません。しかし、両者はつながる可能性があることを肝に銘じておく必要があります。